CASBEE（キャスビー：建築物総合環境性能評価システム）とは、建築物の環境性能について、省エネルギーや省資源・リサイクル性能など環境負荷の削減と、室内の快適性や景観への配慮など環境品質・性能の向上という2つの側面を総合的に評価するシステムです。
評価結果により、「S（大変優れている）★★★★★」「A（大変良い）★★★★」「B+（良い）★★★」「B-（やや劣る）★★」「C（劣る）★」という5段階の格付けがされます。
地球環境問題の改善への関心が高まる中、昨今では自治体版のCASBEE導入も進み、現在、横浜市、川崎市、名古屋市などの行政庁において一定規模以上の建築物を建てる際にはCASBEEによる環境性能評価の届出が義務付けられています。

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CASBEEは、環境配慮設計のための自己評価ツールや建築物の資産評価に利用可能な環境性能表示のツールとして、また、設計コンペ、プロポーザル、PFI事業の事業者選定に活用することができます。
CASBEE評価認証制度とは、自己評価の信頼性や透明性を確保するため、評価結果の的確性や妥当性を第三者機関が認証することにより、CASBEEの適正な運用と普及を図ることを目的としています。
SBIアーキクオリティは、平成20年2月29日に財団法人建築環境・省エネルギー機構（IBEC）よりCASBEE評価認証を行う第三者機関として認定を受け、CASBEE評価認証業務を行っています。